開明獣

フレンチ・コネクションの開明獣のレビュー・感想・評価

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)
5.0
追悼: ウィリアム・フリードキン監督

訃報を耳にして、追悼レビューを本作にするか、「エクソシスト」にするか迷った挙句、アカデミー賞を受賞したきみに決めた!!

これは昔は何度も地上波時代に流れていて観た作品。あの映画史上に残るカーチェイスは、何度でも観たくなる迫力🚗CGなんかない時代に、よくまああんな危険なチェイスシーンが撮れたものだな、と驚くばかり😨まさに身体を張ったアクションシーンは、今後の刑事ものを大きく変えたと言っても過言ではない😌

とにかく、イケメンでもなく、セミメタボな中年刑事のポパイのカッコいいこと!泥臭く、汗臭く、正義という名の執念の下に生きる刑事をこれだけダイナミックに描いたのは本作が初めてだと思う🤔このあたりは、トム・狂渦やマット・出異門、デカケツプリオらが、束になっても敵わない魅力なんだなあ😌(3人とも大好きな役者さんですけどね💦)もう、我が国の元国民的アイドルユニット出身のワンパ芝居のキムチタクワンなんて、ハックマンの足の小指の爪の垢にも及びませんがな(ファンのかた、ごぺんなさい🐧)

ジョーズ🦈で主演を務めたロイ・シャイダーが相棒役として、またいい味出してるんだよねえ😌エンディングは賛否両論あるけど、開明獣は全面的に支持します😤予定調和じゃないから、いいんじゃないのー😊

「エクソシスト」も勿論、後世に多大な影響を与えた作品。ホラーと刑事ものと、2つの違ったジャンルで、パイオニア的な傑作を産み出した巨匠、ウィリアム・フリードキンは、きっとあの世でもメガホン📣を手にしていることだろう😌

享年87歳。安らかにお眠りくだされ😌
開明獣

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