Nana

奇跡が降る街のNanaのレビュー・感想・評価

奇跡が降る街(1991年製作の映画)
3.2
クリスマス映画でダニーアイエロが出てるから期待し過ぎたのか、残念ながらあまり…でした。

ストーリーはニューヨークで宝くじに当選したフランクペシが、大きなスタジアムで発表されるシーンから始まります。当たったのに機嫌悪くて教会に八つ当たりして、警察で語り始めたところによると、フランクペシは生まれた時から超ラッキーで…

というクダリから、今までの人生を語り始める主人公。
イタリア系の家族でお父さんもフランクペシ。お兄さんを演じている役者さんもフランクペシ。
ここら辺から「なんじゃそれ」が始まります。

ギャンブルでお金に困ったパパと息子たちは、保険金目当てに車を壊すけど、お兄ちゃん警官なのに?

パパはイタリア系だけど料理が下手で、臭くて猫しか食べないピザを作る?

ママは急にディーバみたく歌がうまくなるし、パパが失業してるのに姉夫婦も同居?してるし

宝くじを巡って同じ名前だから、パパが僻んだり「俺は負け犬じゃない、だいたいお前は望んだ子じゃない」とか暴言吐いたり?

パパがダニーアイエロ様に似つかわしくない、ゲスな役でガッカリでした。
クリスマスも最初と最後に取ってつけたようで…うーん

無理やりいいところを探すなら、パパが芝生を大事にしていて、日当たりが悪くなると芝生に悪いから猫が入らないよう心配するような、小市民ぶりにシンパシーが無くもない…かな程度
ロッテン・トマトで高評価というのは、どんな理由なのか逆に気になりました。
Nana

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