パリで爆弾テロ事件が発生。アウトローのCIA捜査官と、容疑者と疑われたスリの男の2人が協力して真相を追うアクション映画。
見る前から大体「こんな映画なんだろうな」と思っていましたが、まさにその通りな映画。笑
なので俗に言う娯楽アクションを求めるなら安定の面白さはあるでしょう。
舞台がフランスということもあり、移民問題を絡めてきたテロかと思いきや、黒幕の目的は結局金だったというところも娯楽映画らしいかなと。
敵を容赦なくボコるわ、一般人の車も銃突き付けて奪い取るわで、ジャック・バウアーに負けず劣らずの強引な捜査を展開する主人公のブライアー。イドリス・エルバが過去にマンデラを演じた人とは思えないくらい正反対の役柄を見事に演じています。
そんな彼とタッグを組む羽目になったスリのマイケル。そのスリの手口も劇中で何回かありますが本当にお見事。このプロ級のスリ技術は本題にもしっかりと生かされていましたね。
そして局長役のジョゼ・ガルシア。僕が以前見た彼の主演作「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」でも思いましたが、やっぱりこの人ロバート・ダウニー・Jr.にしか見えないや。笑
魅力もそれなりにある登場人物たちに、アクションも駆け引きもしっかり作り込まれているので、純粋に楽しめました。誰でもお勧めできる作品と言いたいところですが、冒頭から大変刺激的なシーンがあるので、家族で見るのは控えた方がよろしいかと。笑
