PANDADA

蒼き狼 地果て海尽きるまでのPANDADAのレビュー・感想・評価

2.0
モンゴルの英雄チンギス・ハンの生涯を描いた作品。

巷の低評価通りですね。

チンギス・ハンの波乱万丈な生涯を2時間で収めるなんてできるわけもないので、かなりブツ切れで忙しく時間が経過します。

だって、「徳川家康」でも「太閤記」でも「織田信長」でも2時間じゃ収まらないですよね、それとおんなじです。

で、出てくる人もかなり限られるわけで、
ジュチは出るけど、チャガタイやオゴデイは出ない、
ボオルチュやチラウンは出るけど、スブタイは出ないし、
耶律楚材なんかも出ない。

モンゴル統一にほとんどの時間を割いて「次は金と戦う!」というけど、その前のホラズム・シャーや西遼、西夏との戦は描かない。

と、まあ、かなり片手落ちです。
しょうがないんですけどね。

たとえば、小中学生が
「チンギス・ハンってどんな人?」
って時に観るといいのかな。

悪く言うと子供騙し(笑)な作品。
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