モンゴルの英雄チンギス・ハンの生涯を描いた作品。
巷の低評価通りですね。
チンギス・ハンの波乱万丈な生涯を2時間で収めるなんてできるわけもないので、かなりブツ切れで忙しく時間が経過します。
だって、「徳川家康」でも「太閤記」でも「織田信長」でも2時間じゃ収まらないですよね、それとおんなじです。
で、出てくる人もかなり限られるわけで、
ジュチは出るけど、チャガタイやオゴデイは出ない、
ボオルチュやチラウンは出るけど、スブタイは出ないし、
耶律楚材なんかも出ない。
モンゴル統一にほとんどの時間を割いて「次は金と戦う!」というけど、その前のホラズム・シャーや西遼、西夏との戦は描かない。
と、まあ、かなり片手落ちです。
しょうがないんですけどね。
たとえば、小中学生が
「チンギス・ハンってどんな人?」
って時に観るといいのかな。
悪く言うと子供騙し(笑)な作品。