蒼き狼 地果て海尽きるまでの作品情報・感想・評価

「蒼き狼 地果て海尽きるまで」に投稿された感想・評価

ザン

ザンの感想・評価

2.5
浪費。これは久々にずっこけた。この演出は何事だ。序盤の若者たちはひどい大根。息子の死を嘆く反町には、なぜか爆笑してしまった。ロケ地の過酷さだけを売り物にしている感じ。日本の時代劇言葉で、モンゴル史を聞かされる不自然さ。ロケ地は自然いっぱいなのに。
東商ホールでの試写会で鑑賞。

モンゴルの英雄チンギス・ハーンを描いた物語。

だが、モンゴルの英雄を描くのに、日本人俳優だらけで日本語で会話させる映画として提示されても観る者には「日本人が何故モンゴル行って、何やってるの?」と思ってしまう。

折角、苦労して作るのだったら、黒澤明の「デルス・ウザーラ」のように現地俳優を使うべきだったと思う。
松方さん追悼22本目です。この映画、松方さんが出演していなければ、絶対に観ることはなかったろうと思います。そもそも、「映画」を創るということは魂の発露と言いますか、言葉を超えたパトスのようなものがあるからこそ「映画」として企図されるものでしょうし、そういった情念を感じるからこそ興味を持って観るんだろうと思うのですが、なんというか、この映画、人の心根に響いてくるものが一切ないのです。これはもう、映画として面白いとか面白くないとか、そういったレベル以前の話じゃないかと思うのです。

角川映画を持ち上げる方々が沢山居るのは十分承知していますが、「映画」を小説を売るがための広報コンテンツにしたという一点だけで、私にとってはもうダメなのです。あるいは、この時期に、あの731部隊の森村誠一の原作を使うって、一体どういう神経をしているのかとも思うのです。この人たちの映画ってのは、中身なんかどうでも良い、派手に作為して、日本人がビックリすることを見せて(それが嘘でも)、大量の広告費を投下すればコンテンツ・ビジネスなんて軽いぜ、というのが痛いほど解り過ぎて、結果的に2006年のこの年に、それがまったく通用しなくなったということを自ら証明しちゃったような、ある意味記念碑的な作品とも言えるような気もしますが、まあそんな大そうな話ではありません。はっきり言えば、ゴミ映画です。

しかしね、こんな映画でも、松方さんが登場するとアンビバレンスになってしまうのですよ。登場人物すべてが学芸会レベルのマネキン芝居をしているからこそ感じてしまうのかも知れませんが、松方さんは時代も空間も超えて、そこに存在するモンゴル人に見えるのです。経験の智と言えばそれまでなのかも知れませんが、この存在感は凄いですよ。現在生きている役者の中で、アラビア風のパクリ衣装を着て、日本語喋って、いきなりモンゴル遊牧民の王に見える人なんています?

誰も褒めてくれませんがね。松方さんですから。だから、松方さんの追悼鑑賞をする意味があるのですよ・・・(笑)
Yuya

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2.7
まぁ 大河モノとして観るには それなりにドラマチックで見応えはあるけど ただただ完全なる邦画だっつー違和感は拭えず モンゴル帝国の雄大さもいまいちピンとこない…
変に運命とか 愛憎を入れずとも 史実だけで充分過ぎるほど デカい男だっただろうにね

キャスティングがちょっとトレンディー過ぎたのかな
torizo

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2.0
うーん、チンギス・ハンの人生を無理やり二時間に入れ込んでる。
そりゃこうなるわ。

内容がうすーい!
馮美梅

馮美梅の感想・評価

2.8
莫大な製作費をかけてモンゴルでロケもしてと頑張ったようですが…ちょっと力み過ぎたのでは?

合戦シーンが多いのも悪くないけれど、全体的に焦点がぼやけてしまった感が残念(夫婦の愛や親子の愛、仲間との愛を描いているように思えましたが…)。反町さんを見ていると旦那は「織田信長(大河で反町さんが織田信長を演じてから我が家では織田信長というふうに命名されている、何を演じてもそのようにしか見えないから…)」と言い、そしてセリフが日本語という違和感はある程度いたしかたないにしても松方弘樹との絡みの時のセリフが時代劇の武将同士のやりとりみたいなのが如何なものかと…。

その中でも出番が少ない松山ケンイチさん(しかしいくらなんでも「ジュチ(よそ者)」なんて名前を付けるなんて可哀想じゃない?)の出てくるシーンはなかなか良かったですよ。(贔屓目ではなく)特に父親に何とか認めてもらおうとする健気さとか、チンギスがハーンになった時にその場にいなくて父親チンギスが怒り、ジュチが病気だという側近の言葉よりも周囲の「元気だ」という噂を信じて怒り、北の陣地へ乗り込んで事実を目の当たりにして初めて息子が父を思う気持ち、自分のために父の足手まといや、迷惑をかけてはならないと、元気だといううわさを流したりする気持ちを知って涙し、はじめて自分から息子に歩み寄る、チンギスのシーンはこの映画の中で一番よいシーンだと思うし涙を誘いました。(反町さんもよかったけどこのシーンはやはり松山さんの演技が本編にさらなる相乗効果を高めていると思います)

自分も父が本当の父ではないのでは、と思って育ってきてるのに(でも父はチンギスに対して自分の本当の子供ではなかったとしても愛する女性が産んだ子供は自分の子供だと思い、愛情をかけて育ててくれたはずなのに、それが出来なかったというのは…仲間や女性に対する愛があってもそれをジュチにだけかけてあげられなかったのは悲しいですね)

色んな切り口があってもいいんだろうけど、この作品においてはなんだか少し勿体ないような気がした作品です。

女戦士クランを演じていたAraの存在がなかなか良かったし、野村佑人さんもいい演技していました。若村麻由美さんはいつ見ても奇麗だし…。
決して悪い作品ではないのになんだか残念ですね…
R

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2.5
モンゴル旅行記念に。井上靖の本も読んでるから意外と楽しめた。モンゴルで撮影したのは凄いけど、脇の俳優がみんな演技下手。モンゴル好きと、原作好きは楽しめる。あの、草原がすでに懐かしい。
PANDADA

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2.0
モンゴルの英雄チンギス・ハンの生涯を描いた作品。

巷の低評価通りですね。

チンギス・ハンの波乱万丈な生涯を2時間で収めるなんてできるわけもないので、かなりブツ切れで忙しく時間が経過します。

だって、「徳川家康」でも「太閤記」でも「織田信長」でも2時間じゃ収まらないですよね、それとおんなじです。

で、出てくる人もかなり限られるわけで、
ジュチは出るけど、チャガタイやオゴデイは出ない、
ボオルチュやチラウンは出るけど、スブタイは出ないし、
耶律楚材なんかも出ない。

モンゴル統一にほとんどの時間を割いて「次は金と戦う!」というけど、その前のホラズム・シャーや西遼、西夏との戦は描かない。

と、まあ、かなり片手落ちです。
しょうがないんですけどね。

たとえば、小中学生が
「チンギス・ハンってどんな人?」
って時に観るといいのかな。

悪く言うと子供騙し(笑)な作品。
まるこ

まるこの感想・評価

3.0
そこそこ面白かったと思うけどなー
出演者が豪華だし、スケールが大きくて、反町隆史すごいなーって思った。
masa

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3.6
中学生のとき見に行ったのを思い出して、面白い思い出があったのに評価が低くてびっくり笑

今観ると違うのかも
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