健一

バットマンの健一のレビュー・感想・評価

バットマン(1989年製作の映画)
4.5
実は「ザ・フラッシュ」を劇場で鑑賞する前日(6月15日)に自宅で本作を観ました。
週末は仕事が忙しいので週明けにレビューを書こうと思っていたら 月曜早朝からなんか頭がフラフラ😵‍💫身体がアツイ🥵。
い、今更『初コロナ』になってしまいました。
😅


さて本作。
マイケル・キートン版バットマンが「ザ・フラッシュ」に再登場してくれるとの事で久しぶりの再鑑賞。

劇場公開時鑑賞済。
当時アメリカでは 興収1億ドル & 2億ドル突破最短記録更新、その年のナンバーワンヒットを樹立。現在何度もリブートされている『映画 バットマン』の記念碑的な作品。
N.Y. や L.A. など主要都市の看板のほとんどが本作のジャケットにあるこの『バットマンマーク』一色になったほど。🦇
日本では半年遅れの年末に全国拡大公開。
3ヶ月に及ぶ大ヒットロングランを記録。
ただ、同時期に公開された「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」には勝てず 話題を持っていかれ、日本ではアメリカほど熱狂的にはならなかった。😓

「バットマン」
「バットマン・ビギンズ」
「バットマンvsスーパーマン」
「THE BATMAN」と。

リブートされるたびに評価は高くなっていくが、尺は長く作風はダークになっていくバットマン。
なんだかんだで最初の1作目。つまり本作が一番観やすく馴染みがある。
そう。ホントにコミックブックを読んでいるような気軽な楽しさ。
これがアメリカでは受けて日本ではコケた一番の大きな理由では? 🤔

マイケル・キートン演じる影のある男。
キム・ベイシンガー演じる妖艶たっぷりな美しさと下品な叫び声。😅
『キング・オブ・怪演』として歴史に名を刻んだジャック・ニコルソン。
そして『マジメにおふざけ』してるティム・バートンの独創的な世界観。
30年以上経った今観ても 色褪せぬ奇想天外な作風に心持っていかれる。

とにかく安心して楽しめるヒーロー映画としては何度も見返したくなる数少ない名作だ!

特にジョーカーを演じたジャック・ニコルソンは これまで築いたキャリアを かなぐり捨てるかのようなぶっ飛び演技‼️😱
ヒーロー映画において『いかに悪役が大事か』ということを身を持って表現してくれた。
本作でジャックは出演の際、パーセンテージ契約を結び 通常のギャラは低くして興行収入の何%かをもらう条件でジョーカー役を承諾。
世界中で大ヒットした本作のおかげでジャックは推定6.000万ドルのギャラを手にする。

プリンスが唄うイメージソングも大ヒットし、ポップカルチャーとしても大きな成功を収めた本作。
しかし、バートン監督自身は本作の出来に全く納得していないようで『スタジオの重役たちに勝手に編集されてめちゃくちゃにされてしまった。』と今でも怒っているとか。😤
続く2作目の「バットマン リターンズ」を作る際には『やりたいようにやらせてくれないのなら監督を引き受けない』と脅しスタジオからの承諾を勝ち取った。
よって「バットマン リターンズ」はよりバートン色が濃くなった作風になってしまい、逆に万人受けしなかった。😅

これまで数多くのバットマンムービーが作られ、数多くのスター達が演じて来たバットマン。

うん。やっぱり この作品が一番好き😊。



劇場公開時 1989年 12月3日
丸の内ルーブル
💺470席
客入り 満席 立ち見 大行列。😱

公開2日目の日曜日に鑑賞。
固定電話で予約して指定席(2.500円)で鑑賞。
(超ローテク。😅☎️)
開館前は500人以上の長蛇の列。&
100人以上が立ち見で鑑賞してた。
ルーブルでの「バットマン」鑑賞。
一生忘れられない大切な思い出。🤭🦇
健一

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