チッコーネ

ディメンシャ13のチッコーネのレビュー・感想・評価

ディメンシャ13(1963年製作の映画)
3.0
ランニングタイムは短いが、鑑賞後に反芻したくなる重層脚本。
疑惑渦巻く人物が、バトンリレーを展開。
モノクロ画面は特に夜の屋外撮影で冴え渡り、古城を舞台にしたノワールか、ヒッチコックのサイコホラーのような迫力。
特に女への襲撃を池の内外から捉え、犯人の顔を見せない撮影が、印象に残った。