地球外生命体

悪い子バビー/アブノーマルの地球外生命体のレビュー・感想・評価

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社会から隔絶されて育った男が多くの人々との出会いや音楽に導かれて自分自身を発見していく姿を描き、1993年・第50回ベネチア国際映画祭で審査員特別賞含め3部門を受賞。

オランダ生まれオーストラリア育ちのロルフ・デ・ヒーア監督が脚本完成までに10年以上の年月を要した。

日本では『アブノーマル』というタイトルでVHSが発売されたのみだったが、2023年10月に劇場初公開。

母親の異常な愛情により、暗く汚い部屋の中に35年間も閉じ込められて生きてきたバビー。外に出れば汚染された空気の毒で命を落とすと教えられ、母親の指示に従うだけの日々を送っていた。そんなある日、父親を名乗る男が突然帰って来たことをきっかけに、バビーの人生は大きく動き出す。刺激に満ち溢れた外の世界へ飛び出したバビーは行く先々で大暴走を繰り広げ、そんな彼の自由で荒々しいスタイルに誰もが巻き込まれていく。

★ヴェネチア国際映画祭
  国際映画批評家連盟賞
  Special Golden Ciak
  審査員特別賞
★1994年オーストラリア・アカデミー賞
  主演男優賞(ニコラス・ホープ)
  監督賞
  脚本賞
  編集賞
★1994年シアトル国際映画祭
  監督賞
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