地球外生命体

兎たちの暴走の地球外生命体のレビュー・感想・評価

兎たちの暴走(2020年製作の映画)
2.9
中国の新鋭女性監督シェン・ユーが、2011年、中国で実際に起きた、母娘が娘の同級生を誘拐した事件に着想を得て撮りあげた長編デビュー作。

エグゼクティブ・プロデューサーにはロウ・イエ監督の『天安門、恋人たち』を制作したローレル・フィルムの代表ファン・リーが務める。

またプロデューサーには『ブッダ・マウンテン~希望と祈りの旅』の女性監督リー・ユーが務め、脚本にはロウ・イエ監督の『シャドウプレイ』で共同脚本を務めたチウ・ユジエが担当した。

2016年、本作の脚本が第1回CFDG(中国人若手映画監督サポートプログラム)に入選し、監督協会の助成企画に選ばれた。

父と継母と弟と4人で暮らす17歳のシュイ・チンと、裕福だが両親の不仲に悩むジン・シー、地元の広告モデルをするほどの美貌の持ち主だが父の暴力におびえているマー・ユエユエの3人は、ケンカしながらも楽しい高校生活を送っていた。ある日、シュイ・チンが生まれて間もない頃に家族を捨てて街を出た実母チュー・ティンが戻ってきたことで、シュイ・チンの日常は一変する。
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