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バッド・チューニングのnanaaronのネタバレレビュー・内容・結末

バッド・チューニング(1993年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

くっさいロック祭りも、高校生たちのド直球な若々しさと一緒に流すとダサかっこよく思えてくる不思議…

クラブとかでの欧米人の騒ぎ方には共通理解みたいなのがあるんですけど、子供の頃からの英才教育の賜物なんだなと。ハメの外し方の英才教育w

イニシエーションは、子供⇄大人の間だけじゃなくて、もっと一般的に新しい組織やグループに入る時に広く存在してる気がしてきた

先輩は威厳を誇示するために、後輩は組織に属していることを認めてもらうために…

背伸びしたくてたまらない高校生たちの、精一杯の虚勢なのに、大人たちが「ありのままで剥き出しの美徳。青春」みたいなのを見出してるのは皮肉だけど面白いです

大人と子供がいて、子供たちの話なんだけど大人有っての子供たちストーリーだっていう。そうゆう背景をうまく染み出させるのも、巧みですねぇ

子供の頃にだけ、子供同士の友達としか共有できない体験だというところに価値があるのだ

的を得てるのか?と思わせて実は意味のほとんどない会話はリンクレイター監督の得意分野だと思うw

それとは裏腹にアメフト熱血コーチの言うことが正論すぎて笑いました

それキマってる子たちに言ったら1番喜ぶやつww

「優先順位をつけろ!」(ドラッグに決まってる!)

「付き合う友達は選べ!」(ばっちし選んでる!)
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