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野良犬たちの掟のnのレビュー・感想・評価

野良犬たちの掟(2005年製作の映画)
3.5
『L.A. コンフィデンシャル』meets『友へ チング』だった。ホモソ色が濃いところもこの二作に似ていてあまり好きではないが、テンポよく次々と事件が起こるので長尺でも退屈せずに観られた。イタリア語版Wikipediaではキャラクターごとに単独ページが作成されているあたりに本国での人気ぶりが伺えるが、いつかテレビシリーズも見てみたほうがいいのだろうか。今Netflixで配信している『暗黒街』シリーズといい、イタリア人は意外とこういうのも好きらしい。

今にして思うと凄まじい豪華キャストのそろい踏みだが、中でもやはりジャスミン・トリンカさんは登場するたび画面がぱっと明るくなるようで本当に素敵。ジョルジアを辛い目に遭わせる奴は絶対に許さないからな(『輝ける青春』勢より)。これで初めてちゃんと顔を覚えたピエルフランチェスコ・ファヴィーノさんのことはいまだに「レバノンさん」と呼んでしまっている。そういえば『暗黒街』にも出てますね。

その他俳優陣では、『いつだってやめられる』シリーズの彼が出ているのも嬉しかった。歌は吹き替えでなくご本人が歌っているらしい。凄い。
あと『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』のクラウディオ・サンタマリア!と思っていたらあの歌まで流れたので、ロマンチックな場面なのに爆笑してしまった。
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