こぅ

甘い毒のこぅのレビュー・感想・評価

甘い毒(1994年製作の映画)
4.2
170/'22

かなり久々の再鑑賞。

「あの時のSEXは想像の産物よ
分かった?」

S・ストーンに 喧嘩売った 男前 リンダ・フィオレンティーノ主演、
ジョン・ダール監督による、'90年代ビッチ・サスペンスの決定版で、
現代の【フィルム・ノワール】と呼びたい。

[NY批評家協会賞受賞作品]


夫、クレイ(ビル・プルマン*)が、麻薬の取引きで得た70万ドルを持ち逃げした妻、ブリジット(リンダ・フィオレンティーノ)。
彼女は、NYを捨て、田舎町ベストンに身を隠す。
が、やがてその居場所も夫にばれ、遂に彼女は、BARで出会って、関係を持った町の青年、マイク(ピーター・バーグ*)を利用し...。


OPから JAZZの劇伴 と、デスクの横スクロール撮影、カッコ良いキャリアウーマン、、
クロスカッティングで、ある男のヤバい取り引き犯罪現場。
ノワールムードたっぷりの演出。

クレイは、探偵、ハーラン(ビル・ナン)と組んでブリジットを捜索開始。
逆探知に失敗(市外局番のみ)したり、偽名の見当がユニークだ。

マイクとはセフレの関係だけだったが、、身体を武器にマイクを手玉に取るブリジット。
保険金殺人の誘い。女は怖い。

ハーランに捕まっても始末の仕方がまた男前。

次なる探偵、バートの四六時中見張り中に、クッキーを焼いて渡す強かさ⁈いやいや◯ン◯作戦の撹乱。

クライマックス、思わぬ事態(ツイスト)有りでも機転で、強かさ炸裂。
この際、リンダの見事なファムファタムードに身を任せて、ご都合主義は見逃そう。


ラストに笑うのは⁈望みは、、1つあった⁉︎
徹底していてコレはコレで天晴れな締め‼︎


全編、リンダ姐(34)のクールなファムファタっぷりが板についていて、シャロンよりカッコ良すぎ‼︎
代表作と言っても良いだろう。

https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRevunX1JLTNk8Xt_99xK1FKCaA_BLx_Eox3w&usqp=CAU


*注記
B・プルマンって、女に振られる3枚目役
しか見た事ないな(タイプキャスト)。


*P・バーグって、今や監督業のが有名⁈
こぅ

こぅ