オレオレ

恋のロンドン狂騒曲のオレオレのレビュー・感想・評価

恋のロンドン狂騒曲(2010年製作の映画)
2.5
過去に見た気もするが、W. アレンのいつもの話、いつものキャスト、そしていつもの展開だったので、記憶にないのもしょうがないか。

いつもの「幾つになっても煩悩に振り回される人達コメディ」なんだが、気の利いたセリフもなく、音楽も平板、出色の俳優もなく。

いつもはお堅いアンソニー・ホプキンスの、日サロやジムに通ってバツイチライフを楽しもうとするが、案の定若い女に金を巻き上げられる役が良かったかな。
意外にコミカルな役の方が上手いのかも。クラブに連れて行かれてめっちゃ所在無げな顔してるとことか、カジノで財布すっからかんにさせられるとこ、ジムで必死にバイク漕ぎまくってる姿がカワイソ面白い。

邦題が適当すぎるが、インチキ占い師がまことしやかに言いそうな嘘、という原題も訳しづらいだろうね。ドイツ語やフランス語のタイトルってどうなってるんだろうか?と、もはや本筋には関係ない事しか気にならない…