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マリー・アントワネットに別れをつげてのsnatchのレビュー・感想・評価

3.6
もう皆さん、ご存知ですよね🤤レア・セドゥがエマニエル夫人をやるとな‼︎‼︎他の主演作も観てみました〰︎🤩

マリー・アントワネットの気分好みに応えて本を選び読み聞かせる朗読係のレア・セドゥ。優雅ねえ〰︎と思っていたら大間違い、フランス革命勃発のベルサイユ宮殿内の三日間を描いている🇫🇷
以下、内容に触れています。








召使いや貴族が国王一家を見放しベルサイユ宮殿から逃げていく中、セドゥは女王のそばを離れない。アントワネットを見つめているセドゥの強く熱い眼差し。呼ばれれば、いつも走って転んでも駆けつける!😆

アントワネットが寵愛したポリニャック公爵夫人。映画ではどっちにもとれるように仄めかしているが、私は最後までいかずの関係だったと思う。母マリア・テレジアのような頭脳はなくても、それがフェルゼンと不倫するより危険過ぎる行為だと分かっていたと思う…🤔
スキャンダラスになるほどの盲目の信頼とお金と共に、前のめりになるくらいの恋心をあげていたのだと思う。

一方、ひとりの感性豊かな真っ直ぐな若きセドゥ。その心は、アントワネットに欲望を秘そめている…しかし、
アントワネットがセドゥに要求したのは、彼女に逃亡するポリニャック公爵夫人の身代わりになることだった…

ひどい…

アントワネットにひとりの人間として見なされていなかったセドゥ…この女王にしてみれば当たり前なのだが…
最後の遠ざかり遠ざかり消えていく命…

でも、アントワネットから逃げなかったのは私だけという自負と覚悟があるようにもみえた
いろいろと思いはせるラストであった…


私は漫画のベルばらが大大大好きでした🌹
これは小粒に見える作品ですが、65歳のベテランの仏人監督がじっとり描くあの時、熱狂する民衆側ではなくベルサイユ宮殿の中を見る視点、右往左往するもはや蝋燭持った亡者達がなかなかおもしろかったです🧌

この後、歴史は両者おびただしい数の首がギロチン台に送られる…😱
以前読んだ「死刑執行人サンソン」は読み応えあってブルブルだったな…🥶
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