料理へのこだわりが強すぎるジャッキーが彼の崇拝する料理人ラガルドに出会いレストランの危機を救うサクセスストーリー。フランス映画っぽい作品だけど料理に対してのこだわりは見て取れた。思ったより飯テロ度低め。
ジャッキーははじめ大衆食堂で働いていたけど無駄に料理に凝ろうとして、いわばいちいちうるさい意識高い系としてクビになる。一方ラガルドは伝統に固執してスランプ。才能持った新星が次々危機を救うサクセスストーリーでしかも結構とんとん拍子でストーリーが展開するしどこかアメリカンコメディのように思えた。
それでも料理に対してフランス人はやっぱりこだわりがあるらしく、ラガルドは娘がハンバーガーとコーラを注文するのを諫めるし分子料理はあまりおいしそうに見せてない。ラガルドは娘の試験の日に手作りパンを焼きまくるしジャッキーは老人ホームにも本格料理を提供するしでフランス人とほんとに美食なんだなと感じた。「三ツ星フードトラック」みたいな過激な飯テロはないけど、美食っていいなと思える作品。
コメディだからちょくちょく可笑しいシーンはあるんだけど一番笑えたのは分子料理レストランでのめちゃくちゃな日本語「刺し身寿司天ぷらうなぎ~」だった笑
印象に残ったシーン:ジャッキーがラガルドのテストを受けるシーン。文子料理レストランで日本人夫婦を演じるシーン。
印象に残ったセリフ:「刺し身寿司天ぷらうなぎ~」一番笑ったセリフ