はま

ブラッド ウェポンのはまのレビュー・感想・評価

ブラッド ウェポン(2012年製作の映画)
3.7
男臭さでお腹いっぱいだ………(最高)

ニコラス・ツェー主演作は何本か録ってるので観る順番に悩んだんですけど、評価が"普通"な今作から…
って観始めたら最初から最高だった(笑)

ジェイ・チョウは寡黙ワイルドだし、敵役はアンディ・オンだし(スタイリッシュクール最高‼︎)、その部下はサミー・ハンだし(私の推し‼︎脳筋最高‼︎)、なんと言ってもツェーのビジュアルが振り切りすぎ😂😂😂

今まで不動のトップは『新少林寺』のロングコート軍服ヒゲ。次点で『インビジブル・ターゲット』のジャケットwithヒゲだったんですけど、今作がその横をスーッと越えていきました………
茶髪パーマヒゲ……(ツェーはヒゲがある方が絶対かっこいいと思うの)。

それだけじゃなくて、普段はラフなシャツだけど(それも既にカッコいい)変装のために眼鏡、スーツ、警官の制服、ツナギ…とにかく色んな姿が観られます。
絶対ツェーファンは観なきゃダメなやつだ…

振り返ってみるとストーリーはかなりずさんなんですよ(笑)
序盤の【生き別れた兄弟が、警察と指名手配犯という立場で運命的な再会を果たす】って重要なシーンがトントン拍子で進んだかと思えば、クライマックスっぽいアクションシーンが終わっても、人質とったりしてダラダラ続くし…

でも、観てる最中は「いやこれ最高でしょ…」って言っちゃってた。それぐらい映像的に面白かった。
アクションの見せ方とか、派手なクラッシュとか、銃撃戦とか……男臭さとか☺️
「家族」がテーマのドラマでもありましたよ。兄弟愛かっこよすぎ…


ザ・パーフェクトマンのアンディ・オンなのでね、素手でも銃でもさまになりすぎてムカつくほどだったんですけども(笑)、割合的に銃が占めてたのはもったいなかったなー。
対して、ツェーが途中で銃を落とした時は「よし、いいぞ、ここからが本番や」ってガッツポーズしました←

そしてまさかのツェーvsサミー!!!
因縁の『詠春』対決……素手同士のガチンコバトル、しかもそこそこガッツリやってくれたので私はもうここだけで満足してしまいました…😂

ジェイ・チョウも、出演作はまだ『頭文字D』ぐらいしか観たことないけど普通にアクションできるし、なんかもうジェイ、ツェー、アンディ、サミーって並んでるだけで「ハァーーーー」って感じでした。

ちなみに、言語が広東語じゃなくて北京語っぽかったので何か違和感あって日本語吹替で観てたんですけど
…ツェーが浪川じゃない………なんでやねん…


で、さんざんイケメンたちにワーワー言ったあとエンドロールで【アクション指導:チン・ガーロウ】の文字を見てしまって全部そこに持っていかれましたとさ(オチ)。
うわーんチン・ガーロウ好きーーー!😫
はま

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