はま

ARGYLLE/アーガイルのはまのレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
3.7
「映画館の大音量で猫のゴロゴロを聴くのは良いぞ」

いや冗談でもなんでもなくて。
ほんとに。

猫のゴロゴロには医学的に効果があるという検証結果も出てますから。嘘じゃないです調べてみてください。
これ観ながら家で寝てる猫のこと考えて一刻も早く帰りたくなったの、私だけじゃない気がする。猫。神の遣い。映画観ながら猫ちゃん可愛すぎて声出た。

すごいよね、アクアマン観にきた時に1回だけIMAX版予告観て「観るか…」ってなったの、猫のおかげ。あとジョン・シナ。
違う、ジョン・シナはむしろ私の脳内に勝手に入ってきただけ。やめろ、二の腕を見せるな。アロハを着るな。とっくりを着るな。似合いすぎる。

でもその1回の予告で「あーね」っつって大体の内容把握していざ観にきたら半分全然思ってたのと(ストーリーが)違いすぎてビックリした(笑)
ポスター、これでいいんかな😂(映画館に貼られてたのは猫ちゃんオンリーポスターやったけど)ヘンリー・カヴィルど真ん中のやつ。実質ブライス・ダラス・ハワード&サム・ロックウェルで9割やったやん(別に文句言ってるわけじゃない、むしろ思ったよりサム・ロックウェル充できてホクホクしてる)、けどなんか“ヘンリー・カヴィル主演のスパイ映画”感がすごいよね←それも狙いなんやろうけど!(笑)

ただ「思ってたのと違う」はあくまでもストーリーに対してであって、映画としては「これを観に来ました」「ではどうぞ!」という、求めたものと出されたものがきちんと一致してて素晴らしかった。『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を観に行った時の感じを思い出した。大衆料理…。

でも、でもね、全部の時間を楽しんだとは言い切れなくて、途中「猫ちゃんの扱い」に対して明確に「コラー!!」って思うとこがあって(※多分一般的観客は何も思わんと思う めんどくさい猫教信者だけかもしれん)、ストーリー上最後まで絶対出てくると予想はできてても「そこは猫優先で動けよ!!」って思っちゃったよね(めんどいやつ)
それもあって終盤は…


爆笑(悔しい)

なんなん、反則やん、音楽良すぎて身体ノリノリになっとる私にあのブライス&サムぶつけてくるの、おもろすぎる。そこだけじゃなくて、イナバウアーとか、もう家で横になって観たかった、ガハハハって笑いながら観たかった😂
悔しい…(色んな意味で)

エンドロールまでノリノリの音楽が全編通して効いてて、サントラ再生待ったなし。ここ最近自分の中で高評価にしてる映画大体音楽が印象的なの、自分の中で確実になんか趣味が変わってきた感ある。


あとはサム・ロックウェルの正しい使い方(ダンスありがとう)とか、やっぱ猫ちゃん実写とCGはまだ見分けつくなーとか、デュア・リパとかソフィア・ブテラの出演時間に対する存在感のデカさとか、バイク…とか、サミュLまたNBA観てるとか、アンサンブルらしい豪華さ楽しかったです。(3部作構想ガチなんです?)
最後のは個人的にはあんま…あれだったけど…ごめんなマシュー・ヴォーン。
はま

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