ももさく

映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)のももさくのレビュー・感想・評価

2.7
「ボヘミアの踊る犬」「悪魔の足つぼマッサージ」どちらかを狙う怪盗アルセーヌルパン、そこに名探偵シャーロックのび太登場!学校でそんな夢を見ていたのび太だった。

一方お昼寝中のドラえもん、超空間の穴から出てきた何者かに鈴を盗まれる。鈴の場所の手掛かりはひみつ道具博物館、ドラえもんはドラミちゃんとメロンパン20個で取引しひみつ道具博物館のチケットを手に入れ定番メンバーで向かう事に。

盗まれた6つの道具→フエルミラー、虫の知らせアラーム、独裁スイッチ、救いの手、そしてビックライトとドラえもんの鈴から推理していく。

シャーロックホームズ→小説家アーサーコナンドイルの創作したシャーロックホームズシリーズの主人公で架空の探偵。軍医の後、開業医となったジョンHワトソンと共同生活をしている。

怪盗DX(関智一)ドラえもんの鈴や博物館のビックライトも盗んでいる正体不明の怪盗。

クルトハルトマン(三瓶由布子)ひみつ道具職人を目指しクルクックなど色々作るが失敗ばかり。ひみつ道具博物館のガイドをバイトでしているがしょっちゅうサボる。ジンジャーに想いをよせる。

ハルトマン博士(石井康嗣)クルトの祖父。ペプラーの親友で偉大な発明家。ある事により特殊な金属を発見しフルメタルを開発した。

フィースク(土師孝也)ひみつ道具博物館の館長。何か秘密がある。

ポポン(愛河里花子)クルトが適当にミキサーで混ぜたら生まれたスライムのような姿をしたペット型ひみつ道具。中身だけ吸い取る事が出来る。

ジンジャー(堀江由衣)ペプラーの孫でお菓子作りが得意。赤ちゃんの頃からペプラーに育てられた。

ペプラー博士(千葉繁)ハルトマン博士と共に研究をしていたが、ある事により道具職人の免許を剥奪され島を追放された。

マスタード(松平健)22世紀の刑事。

向井おさる(向井理)「見ざる聞かざる向井おさる」がキャッチフレーズの22世紀のアイドル俳優。

「あの時、僕は分かったんだ、ダメな所ばかりだと思ってたのび太君のたった1つのいい所」

シャーロックホームズネタが仕込まれているので知ってる方は更に楽しめるようです。私は詳しくないのであまりわからず。

ロボット館、宇宙館、なんでも館、自然館など沢山の館があり博物館の中は非常に楽しそう。

鈴が無いから鈴の代わりにレモン、テニスボール、リボンなど知らないうちにコロコロかわっていくのも可愛い!。鈴が無いと野生化してニャオニャオ猫らしくなるってのも知らなかったな。

初期化巨大どこでもドア、きこりの泉、カムカムキャット、コピーロボット、ゴンスケ、ガリバートンネル、スッポンロボ、鬼は外ビーンズ、パトボール、ころばし屋など他にもかなり沢山の道具が出てくるのも楽しい。

大冒険なんかしないけど、謎解きは非常に楽しめるし、好きな事なら諦めないってのも誰しも何かしら良さがあるって言われてる気がして良かったな。

道具も使えないし、どうすんだ?って解決策もなるほど!それがあったか!って感じで納得。

何と言ってもドラえもんとのび太の絆が素晴らしい。まだ、そんなに仲良しじゃなかった頃、それきっかけで深まっていった感じが良かったな。

スケールは小さいけど大人も子供も楽しめる内容だなと思いました。

エンディング、Perfume「未来のミュージアム」