原作は平山夢明の恐怖実話短編集。
5つの恐怖話をオムニバス形式で詰め込んだ作品。
雰囲気としては「世にも奇妙な物語」によく似ていますが、それの劣化版といった感じですかね。
確かになんとも言えない不条理な不気味さが溢れた話ですが、なんだかチープなんですよね。
出てくるキャストは悪くないんです。
特に第3話の「やあ、カタオカ!」に出てくる廣瀬裕一郎がものすごく不気味かつある意味リアルで素晴らしいと思います。
ただ、話が非常に短いし、どれもよくわからない終わり方をしているせいなのか、安っぽい感じが否めなくて、これをわざわざ映画でやる必要あったのか、TV特番とかで良いじゃないかと思ってしまいます。
まあ、でも、これ観るくらいなら「世にも奇妙な物語」の方を観るかな。向こうの方が面白いし。
不気味系のジャパニーズホラーですが、好き嫌いは大きく分かれると思います。