素晴らしいミュージカル映画、あらゆる熱量がこめられてて、これぞエンターテインメント！！！ってなったよ、最高です。
フランス革命の歴史を少し勉強したついでに再見したおかげで、2部構成の後半がより重みを持って感じられた。
私たちが生きる今、自由や平等が当たり前になっているものが、「民衆の歌」を天国でも歌い続ける彼らがつくりあげたものなのだと、ラストシーンに胸がぎゅっと苦しくなる。
仲間みんな失くして革命の意味を問い嘆くマリウスを抱きしめたい、彼らの勇気と情熱を讃えたい。後に続く人はいるよ、世界は変わるよ、そうして今のフランスを教えてあげたい。
わたしはこの作品の主役はジャベールなんじゃないかと思う、法によって神の裁きを語った人が、本当の赦しに触れた時。
第一幕の締めくくりも、彼のラストも、圧巻そのもの。多少の演出過多はミュージカルなのでご愛嬌。
どうしても、フランス舞台なのにみんなバリバリの英語なのに終始引っかかっておりました。
