DUBHOUSE:物質試行52を配信している動画配信サービス

『DUBHOUSE:物質試行52』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

DUBHOUSE:物質試行52
動画配信は2024年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

DUBHOUSE:物質試行52が配信されているサービス一覧

『DUBHOUSE:物質試行52』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
代わりに似ている作品として1件の配信作品が見つかりました。
『DUBHOUSE:物質試行52』に似ている配信作品

DUBHOUSE:物質試行52が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
クランクイン!ビデオ
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
スターチャンネルEX
みるアジア
WOWOWオンデマンド

『DUBHOUSE:物質試行52』に投稿された感想・評価

二部構成。後半が国立近代美術館における建築家鈴木了二のインスタレーション「物質試行51:DUBHOUSE」の記録映画で、「建築が生み出す闇」がテーマ。直線と面、光と影を建築空間で生み出していく映像。同じ空間でも光の当たる量・角度、カメラの位置で千の顔をもつ影。光より影が主題。


そのインスタレーションにつながる前半は闇の映像と、ドラマ的な、まるで真相(闇)に近づく寸前の不安感を表した映画音楽のよう。


インスタレーションと映像と音楽のコラボ、見事でした。
shun

shunの感想・評価

3.6
「眠り姫」と同時に上映された同じく七里圭監督作品

国立近代美術館に展示された作品の記録映画。
撮影した光の部分と同じ時間だけ闇の部分が冒頭にあるという映画。

不思議な映像体験でした。
ジャン=マリー・ストローブに『おお至高の光』という短編があって、そこでは音楽にエドガー・ヴァレーズを流しながら延々と観客に何も映っていない黒味を見せ続けるという荒業がかまされるのだが、ストローブが目指すものとは違うが本作冒頭からしばらくはそれを連想した。その漆黒の中に次第にドローイングが見出されてくる時の何の情動にも還元されない不意打ち的な衝撃。次第に浮き上がって来るインスタレーションもまた深い闇と光の対比の中に捉えられて、映画の本源である「光と影」を極めて単純な手法で観るものに突きつける本作は、その単純さゆえにラジカルな作品となりえているように思う。「建築が生み出す闇を捉える」との意図のもとに撮影されたという本作は、映画と建築、もっと言えば表現されたもの/されなかったものという全ての表象行為の本質的なものを炙り出していてとても味わい深い。磯崎新の「反建築」的な概念も連想したし、こーゆー押し付けがましさのない中に観客に多様なことを考えさせる作品は尊いし好みです。