完成まで紆余曲折あったうえ世界的に評価が高いという本作、以前見れる機会があったものの体調不良で見れず、後悔していたところへ、また上映の機会に巡り合い、このチャンスを逃すかと劇場へ。
こういう映画はサ…
二部構成。後半が国立近代美術館における建築家鈴木了二のインスタレーション「物質試行51:DUBHOUSE」の記録映画で、「建築が生み出す闇」がテーマ。直線と面、光と影を建築空間で生み出していく映像。…
>>続きを読む「建物は闇を生み出す機能がある」
映画館は真っ暗になり、音が鳴り響く。光のフラグメントがチラつき、画面が明るくなったときに、その眩しさにしばらく耐えることがてきなくなった。
空間に置かれたオブジェク…
冒頭、暗闇がしばらく続く、目が慣れていく、フィルムのザラつきがみえてくる、壁?床?得体のしれない映像が流れる、光が一瞬、暗闇、建築物の中、外から車のライトのような動きの光がさす、映るオブジェの影、、…
>>続きを読むジャン=マリー・ストローブに『おお至高の光』という短編があって、そこでは音楽にエドガー・ヴァレーズを流しながら延々と観客に何も映っていない黒味を見せ続けるという荒業がかまされるのだが、ストローブが目…
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