るる

噂のギャンブラーのるるのネタバレレビュー・内容・結末

噂のギャンブラー(2012年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

クライム映画を期待して手に取ったのだが、終始、ほのぼの。ぜんぜんド派手じゃない。

田舎から出てきたおバカなお嬢さんが仕事のできそうな禿げたおっさんに見出されて、父性を感じながら…垢抜けないまま。

何がしたかったのか、ちょっとよくわからない。ブルース・ウィルスにそこまで魅力を感じていないので、彼の相手役に若手女優を共演させたかっただけなんじゃないかと邪推してしまう…おっさんが若い女の子相手に鼻の下伸ばしているように見えて…でも、恋が生まれるわけじゃないんだよなあ。しかし、女の子の成長物語としては弱いし、仕事のパートナーとして大活躍、というわけでもなく、初対面からの媚びたような振る舞いを辞めるわけでもなく…なんだか据わりの悪い関係のまま。

実話の映画化ということで、いろいろ制約があったのだろうとは思うが、もうちょっとなんとかならなかったのか。見どころがわからなかった。
るる

るる