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クロッシング・デイのryodanのレビュー・感想・評価

クロッシング・デイ(2008年製作の映画)
3.9
2015-06-18

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OPで釘付け。監督の半自伝的要素を込めた作品。主人公が情けないほど子供。現実から逃げてばかりで、どんどん堕ちていく様が、まぁ見事。カッコ悪いにもほどがある。それを強調させていたのは、E・ホークの存在。アウトローのお手本のように、潔く悪を貫いていました。そっちの方がカッコよく見えて当たり前。監督の無二の親友だから、カッコよく描いたのかな?翻って主人公は泥臭い。刑期を終えて、真っ当に生きることを決意する終盤の主人公を見届けて、なんか清々しかった。ホークの帳尻合わせが、余韻を残してジーンってきましたね。
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