「ジャックと天空の巨人」を観る。
ジャックが空から落っこちてきた巨人を駆逐し尽くしてやるお話…ではない少なくとも。
「ジャックと豆の木」ってどんな話ですっけ。
あまりいい印象がない。普通にジャックってコソ泥みたいなことしてたんじゃなかったっけ。巨人から財宝盗んで、追っかけてきた巨人は空から落っこちて死んじゃう。
そんなことしちゃいかんよ、と戒めるお話。だったはず。という印象。
御伽噺って、メタファーてんこ盛りの教訓ありきだとは思うのですが、この「ジャックと天空の巨人」はなんだか本来の立ち位置をごっそり入れ替えちゃったみたいで、そういう意味ではなんとなく気持ち悪い。
でもそのへん穿って観ないで、普通にシンデレラボーイなお話としてみるならじゅうぶん楽しめる。
ジャックとエルモントのマウントの取り合いからの、最後の城攻防戦は熱かった。
後ろに誰かいる? も冒頭とは逆転笑。
こいつらいったいどないしていてこますねんとはらはらどきどきしていたら、そうか、ロケットか、それがあったか。起死回生。そして都合よくそばにおっこってくる手首。
ツッコミ不要。そこがいいんです。
思わずまた座椅子に焼酎こぼしそうになるくらいにはのめりこんでました。←洗濯しような。