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アンナ・カレーニナのまっとのレビュー・感想・評価

アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)
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都合の良いことばっか言う女と都合が悪くなると困る男と でもみんながさんざん言ってた社会や恥や正しさが「都合」なのか 私は社会も道理も大好き人間なので道理が大勝利したキティとコンスタンチンさん夫婦を見て嬉しかったけど 同様に社会がある限り私情が道理を上回る瞬間は生まれるし いつだって私情が道理を超えるから美しさと醜さは生まれる 道理を描くためには道理を外れた者を描かなくてはならない
みんなが正しい、美徳だ、とするものは誰の都合だろう 自分の都合じゃなくて誰かの都合だけど やっぱり最後の子供二人を見ると誰かの都合も差っ引いた正しい理性の光というものがこの世の中にはあるのかなあ〜〜〜と思いました

いろいろ考えたけど傾国の美女のアーロン・テイラー・ジョンソンを見に来たのでずっと良くないタイプのドキドキを感じて大変だった こいつは良くないタイプの魔性だ 人を破滅させるやつだ

それにしても○兄弟(下品な言い方は良くないよ)同士で、当の女の上で手を繋がせるのどんな鬼畜の所業だよ
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