きんゐかうし卿

クロニクルのきんゐかうし卿のネタバレレビュー・内容・結末

クロニクル(2012年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

 

自宅(CS放送)にて鑑賞。孤独な頂点捕食者を自称する者の哀しみを描くPOV。(家庭内で圧倒的な力を持つ)同性の親と敵対するエディプス・コンプレックスとネグレクトに力を爆発させるのは『キャリー('76)』、空を飛ぶシーンは『幻魔大戦('83)』、『ハンコック('08)』、監督の次回作『ファンタスティック・フォー』シリーズ('05・'07・'15)、クライマックスは『AKIRA('88)』を想起。徐々にエスカレートしコントロール出来無くなっていく様を丁寧に描く。荒唐無稽さを無視すれば愉しめる。65/100点。

・自らの力で浮遊させるカメラから撮ると云う手法は発明・発見に近い。

・監督のJ.トランクと“アンドリュー・デトマー”役のD.デハーン、“マット・ギャリティー”役のA.ラッセルは、絆を深める為、15日間同じ家に住んだ。亦、ピンクの髪の“モニカ”役だったA.ウッドは撮影当時、交際していたD.デハーンと公開後、結婚した。
 
・鑑賞日:2016年1月27日