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変態小説家のrage30のレビュー・感想・評価

変態小説家(2012年製作の映画)
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怖がりな小説家の話。

連続殺人鬼をリサーチし過ぎた結果、常に身の危険を感じる様になってしまった主人公。
そんな彼の何事にも怯え続ける生活が描かれるわけですけど、傍目から見ると、主人公が1人でギャーギャーと喚き騒いでるだけで、面白くなかったです。

もうちょっと主人公に共感出来る部分だったり、おかしくなっていく過程を段階的に見せていけば、見易くなったと思うのですが、本作の場合、最初の段階から主人公がおかしな状態から始まってしまう。
そのせいで、頭のおかしな人間のおかしな行動を俯瞰的に見ている感じになってしまって、作品に入っていけなかったのかもしれません。

サイモン・ペッグは好きだし、キービジュアルもポップで面白そうな気がしたのですが、低評価なのも頷ける作品でした。
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