ジャーニーはリアルタイムでは聞いてないけど、Separate Ways やOpen Armsは良く聞く曲。
スティーブ・ペリーの歌声は幅広い音域でとても心にのこる声だと思う。
そんなスティーブ・ペリーの代わりにフィリピン人のアーネル・ピネダが参加してからのドキュメンタリー映画。
ジャーニーのメンバーはスティーブ・ペリーの完コピの声を求めてアーネルを探し出したと聞いて、アーネル自身はそれでいいのか?
個性を出す事ができなくても?
と疑問に思った。
ドキュメンタリーでアーネルの人生を振り返り、幼い頃は貧困にあえぎ、住む場所もなく、男娼までして生きていたけど、歌う事が彼の生き甲斐であり、生活の糧でもあった。
地元でバンドを組むようになっても、なかなか売れず、酒やドラッグで声が出なくなり、なんとか身体を持ち直すけどやはり収入が少ない。
そんな中のオファーであり、メンバーからもそして1番うるさいであろうファンからも認められて喜びをかみしめたアーネルを見て、良い選択だったんだなと思った。
後は精神的なプレッシャーとどう向き合うか、スティーブ・ペリーの上に行けるかなんだろうな。
劇中でシカゴのボーカルとアーネルが会話するシーンがあって、
「僕はピーター・セテラの代わりだけど、23年間歌っている。君の苦労はとてもよく分かる。」と言っていた所に頷いてしまった。
でも、ジャーニーの復活に一役かったのはやはりgleeだと思うんだよね(^-^)