めかぽしや

ジャーニー ドント・ストップ・ビリーヴィンのめかぽしやのレビュー・感想・評価

3.9
ジャーニーはリアルタイムでは聞いてないけど、Separate Ways やOpen Armsは良く聞く曲。
スティーブ・ペリーの歌声は幅広い音域でとても心にのこる声だと思う。

そんなスティーブ・ペリーの代わりにフィリピン人のアーネル・ピネダが参加してからのドキュメンタリー映画。

ジャーニーのメンバーはスティーブ・ペリーの完コピの声を求めてアーネルを探し出したと聞いて、アーネル自身はそれでいいのか?
個性を出す事ができなくても?
と疑問に思った。

ドキュメンタリーでアーネルの人生を振り返り、幼い頃は貧困にあえぎ、住む場所もなく、男娼までして生きていたけど、歌う事が彼の生き甲斐であり、生活の糧でもあった。
地元でバンドを組むようになっても、なかなか売れず、酒やドラッグで声が出なくなり、なんとか身体を持ち直すけどやはり収入が少ない。

そんな中のオファーであり、メンバーからもそして1番うるさいであろうファンからも認められて喜びをかみしめたアーネルを見て、良い選択だったんだなと思った。
後は精神的なプレッシャーとどう向き合うか、スティーブ・ペリーの上に行けるかなんだろうな。

劇中でシカゴのボーカルとアーネルが会話するシーンがあって、
「僕はピーター・セテラの代わりだけど、23年間歌っている。君の苦労はとてもよく分かる。」と言っていた所に頷いてしまった。

でも、ジャーニーの復活に一役かったのはやはりgleeだと思うんだよね(^-^)
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