マッサージ屋2号店

許されざる者のマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

許されざる者(2013年製作の映画)
4.0
明治時代初頭の北海道。
女郎のなつめ(忽那汐里)が2人の男に顔を傷つけられるが警察署長の大石(佐藤浩市)は女郎の雇い主へ馬6頭を渡すだけという裁定を下した。
女郎仲間らは賞金を集め殺し屋を雇う事にする。
かつて幕府の討伐隊で今は農民として子供2人と静かに暮らす釜田十兵衛(渡辺謙)に昔一緒に戦った馬場(柄本明)が賞金の話を持ちかけ・・・。

『流浪の月』李相日監督作品。
クリント・イーストウッド監督作品の日本リメイク。

劇場公開時以来、約10年ぶりに鑑賞しました。
当時はイーストウッド作品未鑑賞で今作を先に見たのですが、当然のように西部劇のニオイは感じておりました。

今回はオリジナル版見てから今作をスグに鑑賞しましたが、見事に日本用にリメイクしてある事に感心してしまった。
ほぼそのまんまというか(笑)

ただ、日本人の私から見ると終盤の渡辺謙や柄本明の悲壮感漂う演技は見ていて応えるものがある。
その辺りを含めて初見時も結構好印象な作品なんですよね。

しかし改めてアカデミー賞授賞作品をよくリメイクしたな〜とそこも感心してしまった。