勝ったのは農民だ

L.A.ギャングストーリーの勝ったのは農民だのネタバレレビュー・内容・結末

L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

この豪華キャストで、しかも『ヴェノム』のルーベン・フライシャー監督作品ということで以前から少し気になっていたのと、フォロワーさんからオススメいただいたので鑑賞しました。


率直な感想を言うと、「娯楽作品」として純粋に面白かったです。♨️
ただ事前の予想と違って、「良い意味で気軽に観られるギャング映画」でした。


豪華キャストで「実話ベースのギャング映画」ですから、てっきり、もっと重た〜い雰囲気の映画を予想していました。

ただ、冒頭の説明では「事実から着想を得た物語」みたいに書いてましたから、半分くらいフィクションって感じでしょうね。
話の太枠は「マフィアと警察の泥沼の戦争」なわけですから、もっと重たい雰囲気の映画になりそうなもんですけどね😅


そして、フォロワーさんの言うように、「仲間集め映画」として観ると、確かに仲間を集める一連のくだりはワクワクします。😆
全編通して、シーンが変わる時とかのテンポがいいですね。ポンポンとストーリーが進んで全然退屈しませんでした。


キャストで言うと、
ジョシュ・ブローリンが善玉で、ショーン・ペンが悪玉を演じています。
自分のイメージとしては逆なんですが、今作はこれはこれで良かったです。🤔

それと、『ミリオンダラー・ベイビー』や『アントマン』でも共演していたアンソニー・マッキー&マイケル・ペーニャのコンビ。
あと、『ララランド』にも共演していたライアン・ゴズリング&エマ・ストーンのコンビも出ているので、こういう豪華キャストを楽しむだけでも価値はあると思いました。

それに全然知らなかった役者さんですが、盗聴器を仕掛ける電子機器のプロのキーラーも良かったです。

それに銃撃戦で各々のキャラがちゃんと活躍するところなんかは『マグニフィセント・セブン』に近いかもしれません。🤠
ラストの彼の行動は、クリント・イーストウッドのあの映画を思い出しました。👮‍♂️

ギャング映画としてよくある出来事が起こってますから、ある意味ストーリーは定型通りかもしれませんが、個々の俳優の魅力もありますし、演出がカッコいいんです。
伏線回収もちゃんとしてますしね。😄

カジノ襲撃や脱獄の手伝いの無計画さとか、駄目駄目なところもいっぱいあるので「名作」って感じじゃないかもしれません。でも観終わった後にスッキリして、自分は十二分に楽しめました。♨️