OASIS

サイレントヒル:リベレーション3DのOASISのレビュー・感想・評価

2.5
コナミの大人気ゲーム「サイレントヒル」の映画化第二弾。
ゲームの「サイレントヒル3」を基にしている。

前作から完全に繋がっている世界観なので復習必須。
まず、前作より30分ほど上映時間が減ったにも関わらずテンポが悪い。
肝心の「サイレントヒル」に到着するまで40分程掛かってしまう。
「レッド・ピラミッド」「バブルヘッド・ナース」等クリーチャーの造形は素晴らしく、新しく登場した「マネキン・モンスター」の気持ち悪さはトラウマレベルで怖い。
しかし、マスコット的な人気の「ロビー君人形」の出番が少なかったり、「とりあえず出しとけ」みたいな感じが残念だった。
ラストはなぜか「レッド・ピラミッド」とボスの妖怪大戦争みたいになっていたし。

世界観の再現は前作同様にしっかりとゲームに忠実に作ってあるなと原作愛を感じるし、やはりゲームの映画化としては高クオリティなのは間違いない。
その分、キャラクターの掘り下げが前作に比べて薄いと感じてしまいました。
OASIS

OASIS