次郎

きっと、うまくいくの次郎のレビュー・感想・評価

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)
3.4
最近話題のインド映画といえば「バーフバリ」や「ガリーボーイ」といった超が付く傑作ばかりなため、前評判の高かった本作については少しばかり期待値を上げ過ぎたかも。

過剰な競争社会である工科大学での3バカ友情奮闘記はいい塩梅に自分の琴線を触れているのだけど、どうにもヒール役の行動原理が「主人公たちに恥をかかせてやろう」という自分の苦手な共感性羞恥をガンガンに煽っていくタイプなのが辛かった。ラージューの弱さを克服するエピソードとかほんと最高だし、家族や教師から許し、許される瞬間の開放感とか大好きなんだけどね。

展開的にも笑って泣けて踊りありと、みんな大好きベタベタ展開で安心できる感。要素について圧倒的に友情>>>恋愛なのもナイス感ある。
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