次郎

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇りの次郎のレビュー・感想・評価

3.8
「こういうのでいいんだよ こういうので」と心の中のゴローちゃんが思わず呟きたがる塩梅感。決して何かが凄い訳じゃないけど、いい感じに肩の力を抜いたトーンだからか2時間弱の間ダレることがなかった。ミシェル・ロドリゲス姐さんは見る度にビルドアップされているけど演出とか気のせいでないはず。
あらすじについてはそこまで語るものはないけど、主人公が盗賊稼業に身をやつしたバード(吟遊詩人)という、話を面白くするのに絶妙な立ち位置なのがいい。邦題で言われるほどアウトローではなく、カオスとロウの間のニュートラルルートを通っているような印象。ロウルートを爆進する聖騎士がセクシーパラディン呼ばわりされているの笑う。うん、確かにセクシーだったね…。
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