来夢

TOKYO TRIBEの来夢のレビュー・感想・評価

TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)
3.8
園子温流エンタメ。「TOKYO TRIBE」じゃなくて「TOKYO TRIBE2」の実写化。まさかのラップミュージカル。よくよく考えたら、言葉を唄うラップっていうジャンルってどんな音楽よりミュージカルに向いてるんじゃないかな。突然声高らかに歌い出すミュージカルより観ていて恥ずかしくないってのはいいね。ストーリーを楽しむってよりは音楽とカンフーアクションを楽しむ映画。清野菜名のアクションが本格的でかっこいい。デッド寿司の武田玲奈といい、日本のアクション界は女子が元気だね。
音楽もかっこよく、日本のラップはちょっとって思ってしまいがちな俺も、YOUNG DAYSかっこいいなって思ったね。あと捕まっちゃったけど、練マザファッカーのD.Oの鼻声はやっぱりなんか癖になるね。しばらく抜けない。
ストーリーはまぁアレだけれど、ミュージカルなんてそんなもんでしょ。ちゃんと楽しみたかったら原作読んでねって感じでエンタメに振り切っちゃってるのも良いんじゃないかな。因みにメラと海の因縁関係は原作とは全く違います。
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