マッサージ屋2号店

白蛇抄のマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

白蛇抄(1983年製作の映画)
3.0
石立うた(小柳ルミ子)は2年前に滝で自殺をはかったが寺の住職である加波島懐海(若山富三郎)に助けられ、そのまま事実上の後妻として暮らしていた。
懐海には実の息子である昌夫(杉本哲太)がいて高校卒業後に本山で修行する事になっていた。
ある日、うたの親戚という中学生のまつの(仙道敦子)がうたを頼って寺に住み込む事になった。
まつのは初日からうたと懐海の異様な光景を目にし、さらに昌夫がうたに興味を持っている事を・・・。

『誘拐報道』伊藤俊也監督作品。
劇場公開時は私は小学生でしたので今作は見てないですけど、小柳ルミ子がヌードになったという事が大騒ぎになってたのは覚えてます。

今回初めて見ましたが売れっ子だった彼女が結構脱ぎまくって、しかもかなりのエロスシーンに挑んでいた事に驚き。
しかしそれ以上にまだ子役レベルの仙道敦子にエグいシーンをやらせていた事の方がビックリでしたね。
若山富三郎のようなおじいちゃんに、もちろん未遂ですが襲われるシーンって凄いですよ(笑)
仙道敦子はリアルに当時中学生だったようですし。
役者デビュー飾ったばかりの杉本哲太の変態っぷりもお見事。

ストーリー的には悲しき女の恋物語という事なんですけど、うたの若狭に来る前の京都でのエピソードもシーンとして欲しかったかな。
火事がターニングポイントになってるようなのでそこのシーンでもっと悲劇のヒロインさを見せてくれたら良かったかも。

オチも含めてイマイチ共感しづらい話でした。