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スノーピアサーの8637のレビュー・感想・評価

スノーピアサー(2013年製作の映画)
3.8
地位が下のものが上級者に向かって争いを起こし、それが良い意味で決する事を「革命」と云う。

同じ列車に幸福も不幸も集まり、知らない間に適当なコミュニティを形成させられている。列車の車体や外見はどこも同じなのに。

階級差別をここまで簡潔かつ刺激的に描ける非R指定映画ってないと思ってた。
ポン・ジュノの映画はどんな時でも重厚感がある。今作は若干ハリウッドの壮大さにに染まりながらゴア界隈を彷徨いてる感覚もあるのだが、子供の使い方や確信犯的ラストは今までポン・ジュノが描いてきた悲哀そのままだったと思う。
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