このレビューはネタバレを含みます
ギャオで視聴しました。
この映画は、主人公麦子が、母親の想いに気付かず傷つけたことに後悔する話で「決して時間は巻き戻せない」っていう苦さ、痛さが根底にある。
だけどそれだけじゃなく、「母親が生きていた」ということが麦子を変えていく、成長させていく、という点において希望があり暖かみのある話でした。
こんなにありきたりな話なのに編集が上手いからあざとくならずちゃんとテーマが伝わるのも良い。
田舎を綺麗に描きすぎとか、みんないい人すぎとか、欠点も少しあるけど、好きになれた映画でした。