machidaさんの映画レビュー・感想・評価

machida

machida

点数高めな人です!
https://sunanohoshi.hatenablog.com

映画(534)
ドラマ(1)

ラッキー(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

こんな素敵な贈り物を最後に残して去って行ったハリーディーンスタントン、なんてかっこいいんだろう。

ラッキーがパーティで「volver,volver」を歌う場面には涙腺が緩みました。映画の中では語られ
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皆殺しの天使(1962年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

意味がないのではなく、むしろ様々な意味にあふれているけれどそれが一つの解釈に集約されないような作品でした。

難解な作品だったので、講座付き上映がとても良い学びになりました。

ブルジョアジー批判、無
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.8

吹奏楽部を舞台に「リズと青い鳥」という童話になぞらえた少女から少女への想いと旅立ちを描いた作品。

山田尚子監督の透明感ある視線が美しい。視線で内面を表したり、終盤の心情と二人のソロを重ねる演出も良か
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

監督がこれはゲイロマンスではない、と話してたけど、
一人の青年の成長譚だった。

言葉にするのが難しいけど、
人生って美しいなと、心から思わせてくれる作品。

一瞬が永遠になる。
お互いの名前で呼びあ
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.8

これは伝説と言わざるをえないですね。バーフバリのあの神をも恐れぬ滝登りや、カッタッパの膝スライディングや、アバンティカが楽園みたいなところで女を目覚めさせられるやつや…、色々楽しませてもらいました。>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

4.3

定型にはまること、安易な共感に逃げることをことごとく拒否するようなストーリーの力強さに引き込まれました。とても好きな作品。

ただ不徳でなにが悪いんじゃい!みたいな反逆心、痛快さを感じたからというより
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Every Day(2016年製作の映画)

4.5

「時間をもらったのね、一週間。」
交通事故で昏睡状態になった恋人の咲が主人公の前に現れるところから物語は始まる。
「恋人を事故で失う」という何度も何度もみたような設定なのだけど、この作品は生きている誰
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

・上の句からだけど、机くんの捨て駒作戦に何にも感じないような人たちに、「仲間がどうのこうの」言われても正直意味わからなかったです。
俺捨て駒でいいよってたとえ本人が言ったとしても、それで良いと思える鈍
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パターソン(2016年製作の映画)

3.9

映画を好きになり始めた10代の頃からよく見ていたジャームッシュの最新作。

繰り返す毎日は同じようで少しずつ違う。
韻を踏むように日々のかけらが共鳴したり呼応し合っている。
その小さなささやきに耳を傾
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.3

人は形が違うもの、異形のものを恐れる。
私たちは水で出来ているけど、本当の水の形なんて知らないのに。

皆水で出来ている、皆愛で出来ている。

あとあの腐った左手の薬指。愛が腐敗すると銃弾になるんです
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.8

予想もつかない展開かと言われるとそこまで感じなかったけど、
十分面白かった。じわじわくるタイプの作品。

誰も"看板"の裏側なんか見ない。ミルドレッド、ウィロビー、ディクソンの三人も表面だけ見ていては
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月光の囁き(1999年製作の映画)

4.2

よくいう「SかMか」って話、すごい胡散臭いなあといつも思ってて。
人には、人の愛の形には色々あるはずなのにそれを雑に分けて悦に浸る無神経さが嫌なんです。
SとかMとか雑にこの映画を語って欲しくない。
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.6

「マインドゲーム」とかは見たことありませんが「四畳半神話体系」は好きです。結論から言うと「四畳半〜」の方が好きだったかも。


今文化系の男たちから「歌うのが恥ずかしいと言っていたお前はどこにいったん
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

実話の映画化、本人出演が話題になってるけど、当然豪華な再現ドラマに終わってるわけがない。

神は細部に宿るって言ったら陳腐だけど、とにかく画面がとても豊かで見ていて飽きない。豊かな細部が1つの奇跡を浮
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.3

これキネ旬や映芸で一位だったんですね。
嫌いとまではいかないけど、苦手な作品でした。

そもそも最果タヒがそこまで好きじゃなかった…好きな人には好きな世界観なのかも。

あと野嵜好美の「Tokyo s
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.8

思ったより楽しめた。
正直、衝撃!とまではいかないけど、プロットがしっかりしててハッとさせられる展開もあり、物語への興味がちゃんと続く。飽きずに観れた。

スカッと出来るフェミニズム映画、な感じ。
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます


女性の気持ちが分かるとは1ミリも思わないし言えないけど、飲み会でファックと叫ぶ気持ちや、ノリノリで食器洗う気持ちなど親近感わく松岡茉優が最高でした。

「君って俺みたい」って台詞があったように、ヨシ
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

※(偏った考えや脱線が含まれるので考え方が合わないと思った方は読むのをやめてくださいね。)


差別をする事で、差別を煽ることで利益があるから、差別をやめない奴らもいるし、
ただたんに差別することでし
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ひと夏のファンタジア(2014年製作の映画)

4.2



プロット云々以前に、まず五條という町を魅力的にとってるのが良い。五條市以外でもいろんな土地で撮ってるのが見たい。

一部が韓国の映画監督が五條にシナリオハンティングに来る話、二部が、その監督がどん
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

4.6

昨年はあまり映画を観れなかったけど、2017年公開の作品で、ベストかも。

本当に大好き。
いわゆる”笑って泣ける”で簡単に片付けてしまいたくない。

社会的背景や、ユーモアもこの作品における大切な要
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

荻上監督といえば、シネマハスラーでの酷評もあったし、アンチが多いイメージで、実際自分も、かもめ食堂、めがね、トイレットを見たことがあるのですが、どれも好きな方にはもうしわけないですが、苦手でした。
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.9

ゴーストワールドよりこっちが好きかもしれない。

こじらせ女子といえばそうだけど、観終わった後は清々しい感覚が残るし、ローラーガールズダイアリー好きな人は好きかも。

恐ろしく口が悪いけどどこか憎めな
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赤い風船(1956年製作の映画)

3.5

これもかなり前に見たもの。

風船が生きてるみたい。
心温まるお話です。

今年は全然映画を観れなかったので、来年はもっと見る時間を取れたらと思います…!

パリ、恋人たちの影(2015年製作の映画)

3.5

かなり前に見てたので、忘れてる部分もありますが…

不倫の話なんだけど、不思議な上品さもあり、趣きもありで素敵な映画でした。
個人的にも人生の節目の時期なので、
勉強させていただきました…

楽しめた
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

フィルマークス見ると賛否両論あるみたいですね。
僕は好きでした。

LGBTというのを単に”お話の要素”として安易に処理せず、中心に”人が人を愛すること”という筋が一本通ってたように感じました。
(脚
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西瓜(2005年製作の映画)

3.8

この監督の撮り方好きだ、、。

夜中に一人で部屋真っ暗にして酒飲みながら見たらいいやつ。

奇妙なミュージカルとエロが印象的だけど、とても真っ当な愛の物語。

最後美しいです。泣いた。

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.7

最後まで退屈せずに見れ、面白かったけど、ドスンと重たいモノを残してくれたか?と言えば微妙だった。主人公と一緒に迷い込んで終わっちゃった。

みんなで目配せするあのシーンが印象にのこる。今の司法のあり方
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サッドティー(2013年製作の映画)

3.9

今泉作品て、面白くなりそうな気配はあるのに結局?な作品が多いイメージだったのですが、これは面白かった。

やっぱりホン・サンスとは全然違うよ!とは思うけど、エリックロメールに似てるって言われて初めて見
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.2

いつも思うことだけど、大根作品の主人公って、”何かを心の底から好きな人”に見えない。
今作も”奥田民生になりたいボーイ”に全然見えなかった。

”民生らしさ”の掘り下げが甘いし雑。自分は別にファンとか
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.7

イーニドは斜に構えてて、”普通”の人達がバカに思えて、皮肉ばかり言ってるけど、どこかで自分は平凡で退屈な人間なんじゃないかって怯えてて。

「自分にもこんな時期あったよなあ、肩肘張らず人生を楽しめば良
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三人の女(1977年製作の映画)

3.9

面白かった。いくつかのほころびが積もり積もって、終盤のあの展開は、女の怖さを感じたと同時に、怖さと表裏一体のしたたかさ、強さも感じられた。

主要キャストの演技も嫌〜な感じで良い。

奇妙で不穏で見た
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.0

レビューできないままどんどん映画がたまっていく…


概念を奪う時の会話のおかしみというか、思ったより、ブラックコメディ要素があって飽きずに楽しめた。

概念を奪われることが必ずしも悲劇にならない、と
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

3.5

すごく不快!とかではないけど、少し腑に落ちないとこもあった。

シモンを拒絶する人もいるだろうし、暖かく受け入れる人もいる、そういう大筋が悪いとは決して思わないけど、、

イエニファーみたいな女神みた
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.7

決して嫌いじゃないし楽しめたんだけど、諸手を挙げて大好き!って言える作品ではなかったです。


印象に残る演者もいなかった気がした。

それに実際◯◯を◯◯たら、あんなもんで済むのかな?
どうせならも
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

面白かったです。

いろんな方が言われてるように、
障害や死など、下手すると嫌味になりそうな要素も、うまく作品に織り込まれていたような気がしました。

女の子の歌を中盤で印象的に(素敵な曲!)使ってた
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アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

好き勝手書いていますが、この作品が嫌いな訳ではないので、気にせず読んでいただけらと思います…

言いたいことは分かるけど、描き方が良くないし、テーマの掘り下げも足りない気がした。

まず構成について。
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