シエル

遭難者のシエルのレビュー・感想・評価

遭難者(2009年製作の映画)
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『女っ気なし』の前日譚、とのことだが、雰囲気はまるで違う。シルヴァンの性格も若干違うように思う。

アメリカだったらホラーに移行しそうな、若干の不気味さがあり、どちらに転ぶのかというような緊張感がある。
まあ、どちらにも転ばないんだけど。そこがフランス映画っぽいな。

ヴァンサン・マケーニュが素晴らしい。
というか、ギヨーム・ブラック監督作品はどれも、ディテールによるキャラクターの描き方とキャラクターにあったキャスティングがすごいなと思う。

(2022年映画館38本目)
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