自分はこうあるべき、人を愛するとはこうあるべきという固定観念に悩んで苦しむ主人公の表情がリアル。ラストの閉塞感から逃れて息継ぎをするかのような呼吸が良い。
主人公を救うのが、イカれたハゲデブ二年童貞…
女っ気なし、のプロローグとなる短編。
女っ気なしでアパートの管理人として登場したシルヴァンが、
自転車がパンクしたリュックに声をかける。
シルヴァンのだらしなく、ちょいといかれた人物像がこのプロ…
主人公の人間味があって良かった。特に車に八つ当たりした後、傷を気にするシーンは印象に残った。また、物語の終盤のラストカットもよかった。視覚的には美しい女性に見えるその人物が、主人公にとっては何かが変…
>>続きを読む良い人なんだけど微妙にずれている主人公。いつも割に合わない人生を送っていた感、うまく醸し出されていた。
サイクリストの男の気持ちはわかる。彼女のことがもう好きじゃないから別れたい。しつこいメールにも…
© Année Zéro - Kazak Productions