くう

パトリオット・デイのくうのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
3.2
ドラマも映画もテロばかり…という近年だけれど、2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件を描いた実話ベースストーリー。物語と現実はもう境が無くなってきている。

事件当日。捜査官や被害者、犯人周辺を群像劇で描き出す。
緊張感と悲しみで終始ウルウル 。

どのような事件だったのか、どのような被害者がいたのか、どのように捜査していって犯人へ辿り着いたのか…。

残酷さや人情や、危険を顧みず人々のために働くお仕事の尊さや。
捜査の道筋、事情聴取、取り調べ。極めて現実的に進むストーリーに釘づけ。




…だったんだけど。本編は。
いや、こういう話だから後日談は当然気になるし知りたかった。

けれども…あまりに長すぎてしつこすぎて、大人の事情でこうなったのだろうかと考えたらちょっと萎えた。
もちろん、そのせいで本編の質が落ちる事はない。ないけど…
くう

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