Otun

グランド・イリュージョンのOtunのレビュー・感想・評価

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)
3.1
『グランドイリュージョン』。
大いなる幻影(英語苦手なので恐らく)。
その名の通り、ギミック豊かでおもしろい。一気に観れる。

ただ、例えばミステリーを扱った映画のおもしろいところは、最後にすげー頭のいい登場人物(シャーロック某、金田一某、明智某、古畑某)が、その謎を解くので『おお。なるほど』と思う。
描写が甘く『え。そこを理由にしちゃう?』とは思ってても、一応の解決があるので、作品の着地がわかる。

でも、これはズルい。
どーやって大手銀行の金庫に入れたか、とか説明が全くない。あったっけ?ないよね。

そもそもマジシャンという人達の凄い所は、
『今、まさに、目の前にいる人達をびっくりさせる能力』でしょう。

編集がいくらでも可能な映像芸術で、どれだけ派手なことやられても、説明がないのならそれは私は全然おもしろくは感じられない。

まー。
レンタル出たら続編観ますが。はい。
Otun

Otun