TakuMori

グランド・イリュージョンのTakuMoriのレビュー・感想・評価

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)
4.2
しがない手品師や催眠術師・パフォーマーら4人が何者かによって招集される。
1年後その4人はホースメンとして登場し、銀行から大量の金をマジックで奪い撒き散らすといった犯罪まがいの派手なパフォーマンスで注目を集めていく。
そんなホースメンと彼らを捕まえようとする刑事が対決する……

手品をテーマにした映画は初めて観た。
視点や時間を自由に組み替えられる映画という媒体で本当の手品をライブで映すことは出来ないから、大掛かりなトリックをしかけて引き込むのは正解だと思った。
ネタバラシが気持ち良いよね。
見せ方がうまかったな。
アクションも手品師ならではで面白かった。


謎の組織・謎の人物・まさかのどんでん返しとストーリー的にも楽しめるところが多かったな。
とにかく4人がカッコいいのと、テンポよくてずっと次が気になる展開だから飽きなかった。

ただ、観てる時は気にならなかったけど、終わったあとよく考えたら色々ツッコミ入れたくなるのもご愛嬌かな〜
催眠術便利すぎとか。
犯行うまくいきすぎとか。
最後のステージ、一番の盛り上がりどころだからもうちょっとショー要素欲しかったとか。
手品をテーマにしてた・クオリティが高かったからこそ、色々な辻褄も合っててもっと完璧な作品を期待してしまった!
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