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セブン・サイコパスのKotaのレビュー・感想・評価

セブン・サイコパス(2012年製作の映画)
3.5
“目には目を、は世界を盲目にする?いや、どっちか生き残った方の片目は残るだろ。”

落ち目の脚本家マーティ(コリンファレル)は新作の“セブンサイコパス”というタイトルだけ思い浮かぶが、執筆ができない。そんな時に親友のビリー(サムロックウェル)は新聞にサイコパス集まれという記事を載せる。それと同時に犬を誘拐して飼い主からお金を騙し取っていたハンス(クリストファーウォーケン)はマフィアのボス(ウディハレルソン)の愛犬を盗んだと思われ命を狙われる。さて、本当にサイコパスなのは誰だ。

“スリービルボード”がかなり良かったので、彼の過去作を鑑賞。監督は本当にサムロックウェルの使い方を分かってる。お茶目なお兄さん最高にハマり役。キャストも全体的に豪華で、序盤のテンポの良さも好きだった。ただ、後半支離滅裂なのと、どう数えてもサイコパスがしっかり7人にならないところが惜しかった。とはいえ、センスが光る彼の今後の作品に期待。
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