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愛の妖精 アニーベルのemilyのレビュー・感想・評価

愛の妖精 アニーベル(1975年製作の映画)
1.9
両親を亡くしたアニーは親代わりのマイケルと香港にやってくる。飛行機で知り合ったリンダと言う女性と仲良くなり、パーティに招かれ、楽しい日々を過ごす。ある時、マイケルが外国為替法違反で逮捕されてしまったため、リンダの家でお世話になることに。清楚だったアニーが心も肉体も開放していき、周りの者を虜にしていく。

金髪のショートカットであどけない透明感のある妖精のような美しさのアニー・ベル。彼女と寄り添うリンダ演じるシルヴィア・クリステル。常にトップレスでレトロポップな音楽と70年代のファッションがカラフルで夢のような世界観を演出してくれる。

常にお人形と一緒だったアニーの若さゆえの可愛さから、男を知り、女性としての美しさをまとってくる。彼女はリンダも虜にし、性別を超えてみんなの妖精に。不思議な三角関係を隔て、男がいて自分がいる人生ではなく、自分自身をしっかり取り戻し、自立していく彼女はつかの間の幸せをみんなに与えするりと飛び立っていく。二人の脱ぎっぷりの良さとアニーベルの可愛さを堪能できる作品。
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