「ダッダーン ボヨヨンボヨヨン」
うちゅうからやってきた巨大なボヨヨンスライムに食べられるお話。
ちょっぴりピンクで大人のおもちゃと同じ色をしているスライムだが、こいつはちっとも優しくない。
どんな攻撃も効かないこの物体を、銃でちょんちょん威嚇する研究者たち。
そんなことするもんだから「てめーはあいつを怒らせた」というセリフとともにとんでもないデカさになって帰ってくる。
ざまあないぜ!
いまみればジェームズ・ガンの「スーワイドスクワッド “極”悪党、集結」に登場した巨大怪獣スターフィッシュに近いものを感じたりするかもしれない。
スライムに溶かされていく人の描写はなかなかに愉快だ。
ただ、描写以外におもしろいところがあるかといわれると、うーむである。
スライムはピップのダダンくらいのインパクトはあるので、それだけで満足ですな。