クリープハイプの曲に合わせた短編集の4部構成。風俗嬢の話、仕事が長引いてライブに駆けつけられないOLの話、オタク青年の話、トレーラーハウスで暮らす青年と家出少女。不器用でうまくいかない、後悔だけが募る日々が少しずつ交差していく。
全編にクリープハイプの曲が流れて、その世界観を映像化しているのだか、曲の入れ方も絶妙だし、白黒とカラーの切り替えだったり、心のヒリヒリする部分をえぐってくるようなストーリーと静かなる展開に、ファンでなくても十分楽しめるし、誰もがこころのどっかに抱えてるものを土足でゴリゴリえぐられる感じ。
まさかこんなとこで涙がでるとは。。悲しいわけではないのに、悔しいわけでもないのに、涙が止まらない。自分の不甲斐なさをガーンとぶつけてこられる感じ。
それでも頑張るしかないのだ。後悔しても情けなくても。もちろん3日間エンドレスでクリープハイプ聞いた。
