クーベルタンはな

銀の匙 Silver Spoonのクーベルタンはなのレビュー・感想・評価

銀の匙 Silver Spoon(2013年製作の映画)
3.9
進学校に通いながらも受験に失敗し寮があるからという理由で北海道の大蝦夷高等学校に入学した八軒勇吾。
周りの同級生のように夢や希望がなく周りの子に引け目を感じている。 酪農実習や部活で朝4時起き、体育では敷地のマラソン20kmで大変な毎日を送っている。
子豚に豚丼と名付けるが、同級生からは経済動物に名前を付けるなんてありえないと言われるし、豚丼もめでたく出荷になり50kgの肉になって帰ってきた。八軒はその肉をすべてベーコンに加工。
普段何気に考えなしに食べている野菜や肉ですが、これだけ大変な思いが込められて作っているとは、昨今、ステルス値上げで食料がジワジワと値上げされています。だけどこの映画を観ると仕方ないしなと思いました。ただでさえ薄利多売しないとダメななか原材料費の高騰。ブランディングできる所はいいが、多くはそうはいかない。
消費者は値上げを嫌がるがどこに原材料費価格を入れればいいのかね。
案外良かったがもっと食材使った料理が見たかったかな。

2023272