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BUSHIDO MAN:ブシドーマンのHagieenのレビュー・感想・評価

BUSHIDO MAN:ブシドーマン(2013年製作の映画)
3.0
虎牙光揮主演。虎丸は師匠の源斎から様々な武道家たちと果し合いをし、彼らの持つ奥義書を手に入れるよう指示される。日本刀、棒術、功夫、回転式拳銃、ドス、ヌンチャク、鉄拳銃と七人の達人たちに勝負を挑む。

日本で活躍するアクション俳優たちが集まって好き勝手に作った感がある。予算は少なそうだがアクションとグルメにこだわり、ユーモアを交えた独特の作風。
各達人たちの得意とする得物で一人ずつ対決していくさまは少年漫画的であり、この作品の一番の見どころ。
個人的にヌンチャクという武器同士でアクションを組むのは難しいと考えていて、それが成功している映画はないと思っている。あのブルース・リーの映画でさえヌンチャク同士では微妙だった。一対多数だと映えるヌンチャクアクションをどう料理するのか。そこを期待してみたのだが・・・やっぱりそうなるよね、というオチw
また本作オリジナルの鉄拳銃というアイデアは、それだけでもう一作作れそうな気がする。水野美紀主演で作ればいいのに。

あと、お会いしたことのある三元さんのドスさばき、島津さんのコミカルな演技は自分的には見どころw

で、師匠にいかにして奥義書を手に入れたか、と説明するくだりは張芸謀の「英雄HERO」のジェット・リーと陳道明のパロディというアクション映画好きがほくそ笑む仕掛け。
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